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デジタルビジネス運用支援で企業の脱炭素DXを推進する株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦、以下「メンバーズ」)の社内カンパニー、メンバーズデータアドベンチャーカンパニー(本社:東京都品川区、カンパニー社長:白井 恵里、以下「データアドベンチャー」)は、データ活用領域における生成AIの活用可能性を模索し、顧客提供価値の向上を図ることを目的とした4ヶ月間の社内プロジェクトを実施しました。結果、全社員の約90%が生成AIを業務で活用している状況を作りだしました。

企業におけるDX推進を加速させる技術として「生成AI」が注目されており、多くの企業でビジネス利用の動きが進んでいます。
データ領域においても、生成AIを活用することで業務の効率化が期待できると考えられます。
特に、データ人材の常駐サービスを提供するデータアドベンチャーにおいては、時間あたりの成果の最大化を図ることで、より大きな価値を顧客に提供することができます。
以上のことから、全社員が業務のなかで生成AIを活用できる状態を作ることを目的としたプロジェクトを遂行しました。

・活動期間:2023年11月1日~2024年2月29日(4ヶ月間)
・目的:生成AIの活用促進及び生成AI活用環境構築のフロー・体制構築
・プロジェクトメンバー:有志の社員7名
・対象:全社員164名(データアナリスト、データエンジニア、データサイエンティスト、バックオフィス、ミドルオフィススタッフを含む)
・対象の生成AI:Gemini(Googleによって開発されたマルチモーダル大規模言語モデル)

・生成AI基礎入門マニュアル、活用事例(ユースケース)資料(図1)の作成・公開
・生成AI活用のための専用チャットを開設・運用
・生成AIの活用状況を一覧化・共有(表1)
・定期的な社内勉強会の開催
・社内の帰社会(月次全社総会)にて、「Gemini」のデモンストレーションと利用促進を呼びかけ

図1】生成AI活用事例(一部抜粋)

表1】生成AIの活用状況を一覧化

*Gemini、Looker Studio、Google BigQueryはGoogle LLC の登録商標です。
*TableauはTableau Software Incの登録商標です。
*DataRobotはDataRobot, Inc. の登録商標です。
*Pythonは、Python Software Foundationの登録商標です。

全社員164名(2024年2月時点)中147名が生成AIを業務のなかで活用し、活用率は89.6%となった。(図2)
・活用用途の内訳は、コード生成が75件、情報収集が66件、アイディア出しが29件、文章作成が22件であった。(図3)
・活用状況の一覧化を行い生成AIの活用可能性を探ったことで、既存の育成プログラムへの具体的な導入方法(コード生成/レビューなど)の提言ができた。

図2】生成AI活用状況

【図3】生成AI活用用途内訳 ※複数回答

生成AIは業務効率化・業務全体の高度化をサポートしてくれる強力なツールです。
顧客提供価値の向上のためにはお客様のビジネス課題に向き合う機会をより多く作る必要があります。そのためには生成AIの恩恵を受ける機会を拡大し全社員が使いこなせることが必要です。より多くの社員が生成AIを活用し、顧客提供価値を向上できるよう、さらなるトレーニングの充実を図り、活用範囲の拡大を目指していきます。

データアドベンチャーでは、データ活用戦略の策定から分析基盤や運用体制の構築、内製化までを支援する「データ領域プロフェッショナル常駐サービス」を提供しています。
顧客のデータ利活用施策に合わせて、データアナリスト・データエンジニア・データサイエンティストからチームを編成し、常駐させることで、データ活用における人材不足を解消することができます。
また、データ活用人材不足を解消するだけではなく、顧客先でのデータ分析勉強会や運用体制の構築も行う伴走型支援により、組織全体のデータリテラシーを高め内製化を推進することも可能です。

 

 

 

Web担当者Forum『GA4最前線コラム』に当社のデータアナリスト 河村が執筆した記事が掲載されました。

GA4のデータをBigQuery&SQLで分析するときのポイント3選! データ構造とよく使うクエリを知ろう

BigQueryやSQLでデータ分析をする方法についてご紹介しております。

ぜひご覧ください。

ログミーBizに弊カンパニー社長白井と株式会社丸亀製麺 取締役マーケティング本部長 南雲克明様の対談インタビュー記事広告が掲載されました。

 

お客さまとの接点は「感動」を最優先、裏はデータ活用とDXで効率化 「顧客体験価値」ランキング上位常連・丸亀製麺の成功戦略

データのプロがただの「集計屋さん」になってしまう理由 自社データを活用し、成果と価値を最大化するために必要なこと

 

ぜひご覧ください。

ITmediaエンタープライズに弊カンパニー社員と株式会社クレディセゾン様の対談インタビュー記事広告が掲載されました。

 

クレディセゾンで活躍 本気のビジネス課題解決にデータのプロフェッショナル人材「常駐サービス」の薦め

 

ぜひご覧ください。

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デジタルビジネス運用支援で企業の脱炭素DXを推進する株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦、以下「メンバーズ」)の社内カンパニー、メンバーズデータアドベンチャーカンパニー(本社:東京都品川区、カンパニー社長:白井 恵里、以下「データアドベンチャー」)は、DX・データ分析業務に携わる就業者326人に対して、データ活用に関する調査を行いました。その結果、約6割の企業でデータ活用の内製化が進んでいるという結果となりました。また、内製化を増やす考えであるものの内製化が進んでいない理由を問う設問では、人材不足に関連する回答が上位3位を占めました。

DXの加速により、データ活用内製化の動きがますます高まっています。すでに多くの企業がノウハウの蓄積を目指してデータ活用の内製化に取り組んでいるなかで、データアドベンチャーでもデータ活用の内製化について多くのご相談をお受けしております。
このような状況を鑑みて、企業における外部委託と内製化の現状を明らかにし、DX推進の一助とするために調査を実施しました。

データ活用に関する外部委託利用度合い

「あなたのお勤め先のデータ活用について、外部委託の利用度合いはどの程度ですか。(ひとつだけ)」という設問には、ある程度ないしほとんど外部委託をしているという回答は20%にとどまり、ある程度ないしほとんど内製化をしているという企業が約6割(56.8%)を占めました。

【図1】「データ活用に関する業務の外部委託利用度合い」回答結果

外部委託・内製化の意向

「データ活用について、今後内製化もしくは外部委託の割合を増やす考えはありますか。(ひとつだけ)」という設問では、「割合は変えない」が47.2%、続いて「内製化を増やす」が32.8%、「外部委託を増やす」は20%にとどまりました。
データ活用に関する外部委託利用度合い別で比較すると、内製化が進んでいる場合は外部委託を増やす意向は低く、ほとんど外部委託をしている場合は外部委託を増やす意向を持つ企業と内製化を増やす意向を持つ企業とに分かれるが、内製化を増やす意向を持つ企業が多い結果となりました。
また、数は少ないものの、ほとんど外部委託をしている企業では割合を変えないという回答がなく、データ活用業務を増大させるにあたって外部委託を増やす、あるいは社内のナレッジ蓄積やコスト効率向上などの狙いで内製化を増やすなど、企業によって方針に違いがあることが推察されます。

【図2】「外部委託・内製化の意向」回答結果

内製化が進まない理由

「データ活用に関する業務の外部委託利用度合い」で「ほとんど内製化している」と回答した場合を除いた「データ活用の内製化が進まない、進んでいない理由はなんですか。(いくつでも)」という設問の回答を見ると、205人中「データ活用人材が育成できない」と回答したのが129人(62.9%)、「データ活用人材が採用できない」と回答したのが86人(42%)、「データ活用に人員を割くことができない」と回答したのが71人(34.6%)と、上位3つが人材不足に関連する回答となりました。

【図3】「内製化が進まない理由」×「外部委託・内製化の意向」回答結果

以上の調査結果より、すでに内製化が進んでいる企業が多いなか、そうではない企業では人材不足が大きな障害となっていることが明らかになりました。
データを実際にビジネスへ活用するにあたり、フェーズごとに必要なスキル・人員数は変わります。それを見越した採用計画ができていても、実際に採用できるかどうかは市場の状況に左右されがちです。
採用できなければその分計画の実行が遅れるため、データ人材の確保はデータ活用の進捗に大きく影響すると考えられます。

データアドベンチャーでは、データ活用戦略の策定から分析基盤や運用体制の構築、内製化までを支援する「データ領域プロフェッショナル常駐サービス」を提供しています。
顧客のデータ利活用施策に合わせて、データアナリスト・データエンジニア・データサイエンティストからチームを編成し、常駐させることで、タイムリーな人材確保ができ、データ活用における人材不足を解消することができます。
また、データ活用人材不足を解消するだけではなく、顧客先でのデータ分析勉強会や運用体制の構築も行う伴走型支援により、組織全体のデータリテラシーを高め、ノウハウを蓄積し、内製化を推進することも可能です。

 

 

データのプロがジョインすることでチームの機能が高まり、マーケティングがより高速に。画像1

株式会社丸亀製麺さまは、47都道府県に837店舗(2024年1月時点)を展開し、店舗数・売上ともに群を抜く飲食業界のトップリーダーです。丸亀製麺 を運営する株式会社トリドールホールディングスでは、「本能が歓ぶ食の感動体験を探求し、世界中をワクワクさせ続ける」ことをミッションに掲げており、データ活用においては、感性×データ活用による感動ドリブンマーケティングを重視。独自のデータに基づいた戦略を遂行し、業績に結びつけています。

メンバーズデータアドベンチャー(以下、DA)が、同社マーケティング本部コミュニケーション&CXデザイン部グロースアナリシス課での常駐を開始したのは2023年6月。どのような背景からDAを導入し、課題の解決にどう繋がったかを同課の課長、間部徹(まべ とおる)さま(写真右)と早津美波(はやつ みなみ)さま(写真左)、DAの大坂冬子(おおさか とうこ)さん(写真中央)にうかがいました。

(取材日:2024年1月24日)

 

部門横断型のデータ活用で、効果的な戦略を実行

―― DA導入の経緯について教えてください。

間部徹さま(以下、敬称略) 2023年1月に開催されたセミナーで、DAの白井恵里社長と登壇者同士でご挨拶をさせていただきました。そのときはじめてDAを知り、常駐サービスに興味を抱いたのがきっかけです。その後、営業の方から詳細な説明を受ける中で、DAが提供する価値に魅力を感じ、導入に至りました。

 

――DAに魅力を感じた背景をお聞かせください。

間部 まずひとつはデータ分析の人員不足が課題でした。もうひとつは業務のスピードです。
我々のチームの業務範囲は、マーケティング戦略やブランド戦略だけでなく、予算や売上など経営に関わるものもあり、非常に広範です。
また、単にデータを提供するだけではなく、そのデータをもとに他部署と連携して戦略を策定し、実行に移すといった「伴走型」の業務スタイルを取っています。分析、戦略策定、実行までのスピード感をより高めるためには、データエンジニアリングができ、かつデータ分析ができるスペシャリストが必要だと感じていました。

 

――当時、外注のデータサイエンティストが1人いたとうかがいましたが。

間部 有能な方でしたが、半常駐というかたちで常にオフィスにいるわけではないので、タイムリーな相談や業務依頼が難しいことがありました。特にコロナ禍のリモートワークが多かった時期は、外部スタッフとのスケジュール調整に手間がかかり、対面のような円滑なコミュニケーションが難しい状況もありました。
弊社は施策の立案や展開が迅速であるため、なんとかしたいという感覚を持っていました。DAの常駐サービスは、勤務形態をこちらに合わせてくれるので、常に顔を合わせてコミュニケーションを取ることができ、短期的な意思決定のためのアドホックなデータ分析にも迅速に対応してもらえるという点で大きなメリットがあったため、導入を決断しました。

データのプロがジョインすることでチームの機能が高まり、マーケティングがより高速に。画像2

 

面接で浮かんだ「チームの一員」としてのDAのイメージ

――貴社は独自のマーケティングモデルを有していると聞きました。具体的にはどのようなものですか。

間部 弊社ではKANDOを意思決定の軸とするKANDOドリブンマーケティングを行っています。ただし、前提として、弊社には「データは未来を予測するための手段である」という考え方があります。過去の検証ではなく、将来を見据えるためにデータを活用すべきだと考えています。
また、弊社は単にうどんを提供するだけでなく、うどんを通じてお客様に「感動体験」を提供することを理念としており、2026年までに全国で970店舗の展開を目指しています。この目標の実現には、持続的な成長が必要であり、お客様が「また来たい」「丸亀製麺で食べてみたい」と思える感動を創出することが不可欠です。
弊社ではこのように、目指す方向性と実現したいことが明確であるため、その達成に向けて、必要なデータや活用方法を明確にするために「丸亀製麺のマーケティングモデル」を構築しました。どのようなデータや活用法などが必要なのかが図式化されており、データの収集・分析もこれに基づいて行います。これは決して定型のモデルではなく、刻々と進化し続けているのが特徴です。また弊社ではMMM(マーケティング・ミックス・モデリング)を導入し、マーケティング活動が売上に与える影響を数値化し、マーケティング予算の配分を最適化する取り組みも行っています。

MMM

 

――それでは、大坂さんにうかがいます。丸亀製麺さまで常駐を開始してから、どのような業務に携わってきましたか。

大坂冬子さん(以下、敬称略) 最初に、私が入るまで手動で行われていたデータの抽出作業を自動化しました。これにより、必要なデータを必要なタイミングでスピーディーに出せるようになりました。その後も、継続的に発生するデータを適宜使いやすいように整理して出しています。
現在はMMMをはじめとする分析に必要なデータの新規取得や、日々のトレンド変化を追うためのアウトプット作成を担当しています。

データのプロがジョインすることでチームの機能が高まり、マーケティングがより高速に。画像3

 

――大坂さんは、丸亀製麺さまで使用しているBIツール「Qlik Sense」を使ったことがなかったそうですが、業務に対する不安や戸惑いはありませんでしたか。

大坂 お話をいただいてから実際に業務を始める前に、Qlik Senseを試してみて、ダッシュボードを作成するなどのテストを行いました。1カ月あまり時間があったので、その期間に準備を進めました。

間部 最初にDAの営業の方に「Qlik Senseを使える人はいますか」と尋ねたところ「使用経験のある人はいないので、代わりにキャッチアップが早い人を選定します」との回答をいただき、大坂さんが紹介されました。確かに当初から、彼女のキャッチアップは早い印象がありましたね。

早津美波さま(以下、敬称略) 大坂さんが作成したダッシュボードを見せていただいたり、お話しをさせていただくなかで、キャッチアップの速さやコミュニケーション能力の高さを感じ、「この方なら大丈夫だ」と思いました。
間部の話にもありましたが、当部署の業務は他部署との連携が非常に重要で、ディスカッションの機会が非常に多いです。ですから、ツールを使用する能力や分析力だけでなく、コミュニケーション力も重要です。彼女がチームの一員としてマーケティング本部で一緒に働く姿をはっきりとイメージできましたので、きてもらえたら心強いと思いました。

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自分とは異なる能力を持った人がいつも近くにいて、気軽に相談できることが魅力

――大坂さんが常駐して約6カ月が経過しましたが、業務に変化は現れていますか。

早津 全体的に業務のスピードと質が飛躍的に向上したと感じています。
丸亀製麺の事業成功の肝は「迅速な意思決定」であるため、私たちは業務のスピードを重視しています。大坂さんにはエンジニアとアナリストのスキルがあり 、データの加工から分析までを一気通貫で対応してもらえるため、業務のスピードが非常に上がりました。
また、随時コミュニケーションを取りながら進められるため、業務の質も向上しています。私のほうで分析を進める場合もありますが、第三者の意見を求めたいときに近くに大坂さんがいてくださるので助かります。「この分析結果、どうアウトプットすべきだと思う?」などと相談することもできて心強いですね。私はもともと広告プランニングを得意しておりますので、データの加工や抽出、分析に長けた大坂さんの存在はありがたいです。
現在、3人でアプリデータの分析と活用に取り組んでいますが、その議論の中で「KPIをこの指標で計測してはどうですか」という提案をいただいたりもしています。自分とは異なる能力を持った人がいつも近くにいて、気軽に相談できるのでとても助かっています。

間部 私は通常、事業推進に関わる案件を担当しています。早津さんはプランニングとコミュニケーション領域、大坂さんはエンジニアリングとアナライズを担当しています。3人の業務は共通する部分も多いですが、大坂さんの加入により、それぞれが得意な領域で能力を発揮できる体勢が整ったと感じています。

 

――間部さまは課長として、データ分析とその活用について、お二人に伝えている考え方や方針はありますか。

間部 まず重要なのは、目的に応じてデータを見極めることです。データの中には活用できないものも多く存在しますからね。
そして、分析のアウトプットは、活用する人がどう使えば良いかを理解できる形にすることです。データは見方によって解釈が異なり、またデータ分析自体に懐疑的な意見を持つ人も少なくありません。
最終的には、自分たちの利益につながり、業務にプラスになるデータを、相手に理解してもらえるレベルまで落とし込み、納得してもらうことが重要です。しっかりと説明できないと、データが独り歩きしておかしな解釈を生むことがあるので注意が必要です。

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データの利用シーンに合わせてアウトプットを工夫

――大坂さんは高い評価をいただいているようですが、過去の常駐経験も踏まえて、今の業務で大切にしていることを教えてください。

大坂 私が大切にしているのは、必要なデータをタイムリーかつ素早く提供することです。丸亀製麺さまは、今まで見たことがないほどデータの種類が豊富であり、PDCAサイクルのスピードも驚くべきものです。ですから、よりいっそうスピードが重要だと思っています。
また、データをもとに議論することが多いので、初めはざっくりとした状態でデータを用意し、議論に合わせて柔軟にデータを引き出せるようにも心がけています。以前の常駐先でも同様のアプローチを取っていました。

間部 原因をつきとめる探索型の案件では、データが緻密でないほうが多角的に物事を考えられるという観点で、そのやり方は私の考えとも合致しています。

早津 大坂さんは、アウトプットをダッシュボードとExcelで出す場合がありますね。この使い分けは意図されているのでしょうか。Excel版はレポートの形に整えて出してくださるので、他の部署との打ち合わせや添付で送る際にも都合が良いなと感じていました。

大坂 はい、用途や利用者にあわせて使い分けを行っています。探索型の案件では、データを深掘りしながら議論するため、ダッシュボードのほうが適しています。一方で、単純な数字の提示のような場合は、Excelを用いるほうが他の部署との共有がしやすいと考えています。

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――先ほど早津さまから「チームの一員として」という話がありましたが、その面で大坂さんが心がけていることはありますか。

大坂 皆さんが計画されるイベント に参加したり、丸亀製麺さまの店舗で食事をしたりするように心がけています。実際の経験を通じて、皆さんの取り組みを理解することは非常に大事だと思います。自らの体験を投資して、必要とされるデータを見極める視点も養えます。また、香川で行われる社員研修にも参加しました。

間部 香川での研修の目的は、丸亀製麺の本質を理解することです。弊社は「感動体験」を提供することをミッションとしていますが、外部スタッフでも社員と同じマインドがないと、感覚的にずれたデータ分析をしてしまうことがあります。数字だけでなく、体験を通じて価値観を共有しようとする大坂さんの姿勢を私たちは高く評価し、丸亀製麺の社員だと思って接しています。

 

エンジニア領域からアナリスト領域へ。丸亀製麺のマーケティング力をより強化

――今後、大坂さんにどのような活躍を望みますか。

間部 今、主にやっていただいているデータ整理は、あくまでフェイズ1だと思っています。今後はアナリストとして私たちの議論に加わってほしいですね。
データを使って会社を成長させることが私たちの役割です。私たちがチームとして動き、データを有効に活用することで戦略の確度が上がります。それが弊社の業績の向上に寄与しているという実感はあります。近年は収集するデータが増えていますし、さまざまな手法で分析に取り組んでいます。来期に向けた構想もあるので、大坂さんのアナリストとしての力量に期待しています。

 

――こうした期待に、大坂さんはどう応えようと考えていますか

大坂 多岐にわたるデータを見ていると、丸亀製麺さまがどのような会社かが見えてきます。特に思うのは、それらがどれもはっきりとした目的を持って集められたデータだということです。常に進化し続けるために、データを活用したマーケティングをきちんとやっている会社だという印象を受けます。
今行っている分析のほか、フェイズ2においてはこれからアプリに関するデータなども増えていきます。私は過去の案件で、アプリの成長・増大(グロース)を目的としたデータ活用に携わっていたので、まずはそこから積極的に意見、提案をしていきたいと思っています。

間部 個人がそれぞれの強みを発揮し成長を続けることで、チームの総合力が上がり、結果的に丸亀製麺のマーケティングがより強くなります。大坂さんは、データのプロフェッショナルとしての強みを発揮することで その一助を担ってくれています。今後もチームの一員として、一緒に丸亀製麺の未来を創っていきたいと思います。

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当サイトにて株式会社丸亀製麺さまの事例記事を公開しました。
ぜひご覧ください。

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近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、企業におけるデータ量は飛躍的に増加しています。
しかし、多くの企業は、データの分散、活用方法の不明確化、ダッシュボード作成後の活用方法の模索といった課題に直面しています。
こうした課題解決を支援するため、弊社では、現場経験豊富なデータアナリストとデータサイエンティストによる無料相談会を開催いたします。
貴社のデータ活用における具体的な課題を伺い、専門的な観点から最適なソリューションを無料でご提案します。

こんな方におすすめ
・データ活用による目標設定は明確だが、具体的な戦略策定に課題を感じている方
・顧客データや売上データを保有しているものの、有効活用できていない方
・データ活用をなんとなく実施しているが、その方法が適切かどうか不安な方
・データ活用に必要なデータの整理や統合ができていない方

ご相談テーマ
データ活用戦略
組織・人材戦略
データマネジメントガバナンス方針
データ分析基盤アーキテクチャ策定
データ収集・連携の自動化
業務改善・効率化
※上記記載のテーマ以外に貴社でお悩みのところがございましたらお申し込みフォームにてご記入ください。

概要

●開催日程
3月18日(月)19日(火)21日(木)22日(金) 11:00~17:00
申し込みフォームにてご希望の日時をご選択ください。
追って弊社にて確認の上、ご連絡いたします。

●所要時間
1時間程度

●開催場所
オンライン
※Google meetの利用を予定しております。

●費用
無料

●相談会担当者
フォームにて事前に記入いただいたご相談内容をもとに専門分野の担当者をアサインいたします。
そのため可能な限り、記入欄には詳細にご記入いただけますと幸いです。

●補足事項
同業他社の方、法人格をお持ちでない個人の方についてはお申込みいただいても受付できかねますこと、ご了承ください。
協業や個人の方のご相談についてはお問い合わせページよりご連絡ください。

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